カウンセリングサロンArk(アーク)杉並のBlog

東京都杉並区にある、臨床心理士によるカウンセリングサロンArkのBlogです。HPはこちらになります→https://arksuginami-cs.jimdofree.com

夏の頭の疲れには…

こんにちは、カウンセリングサロンArk(アーク)杉並の青木です。

ここ2日ほど東京は涼しくて嬉しいですが、毎日の暑さには堪えますね〜。

 

皆さまいかがお過ごしでしょうか?

私は汗っかきなので、凄惨な汗のびちゃびちゃ具合となっております、辛い。

7月なのに30℃越えを叩き出し続けてると思うと、秋を迎えに行きたくてたまらない、もう待てない、そんな気持ちです。

夏のいいところもいっぱいあるんですが、フィジカルでノックアウトされますね。

ひまわりがやたらと咲くのと、空がいい感じ、スイカ、かき氷、そうめん…などなどを楽しみに、夏を乗り越えたいと思います。

 

さてさて、この暑さは身体のダメージも大きいですが、我々心理士が日々注目しているメンタル面…を司る脳にもダメージが大きいのです。

 

正確には、脳と脊髄の連絡役である脳幹の一部、間脳の働きが鈍くなってしまうんです。

間脳は、視床視床下部に分けられますが、それぞれ役割が違い、それがあいまって暑さの影響を受けているので、ざっくり説明します〜!

「脳の機能とかどうでもいいから、脳の疲れにには何がいいの〜?」って方は、説明の部分読み飛ばしていただいて全く問題ないです笑

 

まず、視床には、“思考”を司る大脳を覚醒させる役割が含まれています。

それでもって、視床下部には、“体温調整”の役割が含まれています。

人は思考する際に、大量の熱を発生させます。

ですが、暑過ぎると視床下部で熱がうまく処理できず、自律神経の働きがにぶり、同じ間脳である視床に影響し、思考機能が低下してしまうんですね。

ちなみに、暑さと併せて、外とクーラーの効いた場所の温度差も、自律神経の働きに負荷をかける要因となっております。

 

つまり、「暑いとボーッとしちゃって、何も考えられない」っていうのは気のせいではないと言う訳です。

知らず知らず?この暑さで、脳にも負荷がかかって、疲れが溜まってしまうんですね。

 

そんな夏の脳の疲れには、ズバリ!

 “冷やす” のが効果的です。

ワォ、物理的!!

寝るときに、アイスノンや冷えピタなどで頭を冷やすだけでも、脳の疲労回復につながります。

家にアイスノンや冷えピタのたぐいがあれば、騙されたと思ってちょっと試してみてください。

 

ちなみに、頭痛を伴う二日酔いにも効果があるみたいですよ笑

 

物理的な疲労回復では対処できない心の疲労には、カウンセリングという手段もあります。

必要だなと思った時は、風邪で薬をのむように、仕事や勉強で使う物を揃えるように、心にも何かしらのツールを使ってみるのもいいと思います。

 

それでは、ここまで読んでくださってありがとうございました! 

 

カウンセリングサロンArkのHPはこちら



客観的に自分を知るために。

こんにちは。アーク杉並の高崎です。

ここ最近はマイペースに過ごし、休日には掃除をしました。
掃除はやってる時は面倒だったりするのですが、終わると気持ちがいいものですね。


さてさて、今日は珍しく真面目な話をしてみようかなと思います。

私は病院にも勤務しているのですが、そこで様々な検査を実施してます。

検査と言っても色んな種類があって、質問紙形式のものや、知能指数や発達水準をみるもの、絵や模様などの刺激から読み解くもの等、たくさんあります。

知能指数を図るものの1つで、WAISと言うものがあります。これは、集団生活や作業をする上で得意なこと不得意ことをみるものです。
日常生活の中で、なんだかうまくいかないなって思うことの背景を知る手助けにもなりますよ。
実は私も受けたことがあるのですが、なんだか自分の得意不得意が分かってスッキリしました。

でも、あくまでも、検査は1つの自身を知るツールです。
アーク杉並でもWAISを実施出来るので、良かったらどうぞ〜。
客観的な情報も含めて自分自身を知る手助けが出来たらと思います。


高崎

依存と嗜癖の話(7/24追記、編集あり)

 どうも、Ark杉並サロンカウンセラーの加藤です。

 

 今回のタイトルは依存と嗜癖です。依存というのはよく聞く気がしますが、嗜癖についてはあまり聞き慣れない言葉かもしれません。

 

 依存といえば、例えば、アルコール依存、薬物依存などが思い浮かぶかもしれません。また、ギャンブル依存や買い物依存、インターネット依存という言葉も見かけますね。

 

 上で依存と呼ばれるものについて二つに分けたのは、厳密にはアルコール・薬物依存とギャンブルや買い物、インターネット依存というのは言葉上分けられているものだからです。

 

 実は、依存というのは脳への作用機序が科学的に認められているものに対して使われます。アルコールや薬物などは脳に作用することが知られていますから、それらに対しては依存という言葉が使われます。またギャンブルに関してはその機序が認められたので、嗜癖から依存の方へ入りました。(7/24   ギャンブルについて追記しました。不正確な情報を書いてしまい申し訳ありません)

 

 一方で、行動に関するもので、買い物、インターネットなどに関しては嗜癖という言葉が使われています。これは脳への作用機序が科学的に検証されていないものに対して使われているものになります。(こちらも編集を入れています。申し訳ありません)

 

   以前、講演会で依存や嗜癖は松葉杖のようなものだというお話を聞いたことがあります。つまり、それらの行動は日々の生活を営む上で必要なものになってしまっているということです。

 

   つまり、依存や嗜癖の裏には傷つきや生きづらさ、辛さが隠れています。それらを一時でも埋めるため、忘れるために依存や嗜癖が形成されてしまうんですね。つまり自分自身を癒やすための方法として、そのような行動がとられていると理解できます。

 

   さて、依存や嗜癖とはいかなくても、誰にでもやらなきゃいけないことがあるのに、違うことをしてしまった。あとで辛いのがわかってるのに、ついついこれをしてしまうなどの経験があると思います。

 

  あれをやめられたら、これをやめられたらと思うことがあるのではないでしょうか。

 

   ちなみに私はついついインターネットをしてしまいます。SNSやゲーム、動画など今は面白いものがあふれていて、あれもこれもとやってる内にああもうこんな時間、となることがよくあります。

 

   しかし、ついついやってしまうことの裏にはもしかしたら、何かが隠れているのかもしれません。

 

   時間があるときにでも一度、自分の行動や時間の使い方を振り返ってみるのもいいと思います。

 

   もし、何かをやめられなくて辛い。自分でもどうしていいのかわからないということがありましたら、是非、一度病院の診療やカウンセリングなどを試してみてください。

 

   1人では難しいことでも、医師やカウンセラーと話すことで見えてくるものがあるかもしれません。

 

 よろしければ、私たちがそんなあなたの力になれればと考えています。

 

arksuginami-cs.jimdo.com

 

   

  

 

    

 

 

*疲れとうまく付き合っていきましょう*

こんにちわ。
カウンセリングサロンArk(アーク)杉並の三田村です。


とうとう梅雨明けしましたね。関東は取水制限についてもいろいろいわれてますね。

いやー、暑い。何だかんだと走ることは続けていますが、日中走るのは自ら倒れに行っているようなもんだなぁと思い、もっぱら夜走ってます。それでも暑いものは暑いですね…。


さてさて、カウンセラーたちも各々の息抜きや過ごし方を書いていましたね。

私の息抜きはもっぱら本や漫画を読むことでしょうか。
最近は『神様も知らないこと』という小説を読みました。姉妹が中心の話なのですが、亡き両親や隣人とのやり取りにいろいろな意味でぐっときます。
あとは、『魔法使いの嫁 公式副読本』なるものを買ったので、時間があるときに読んでいけたらなと思います。


皆さんは、どんなときに"疲れ"を意識していますか?
「体がだるくなったとき」や「集中力が続かないとき」、「"ストレス溜まったな~"・"疲れたな~"と思ったとき」などいろいろなタイミングがあると思います。

そして、「疲れたな」と気付いたときにどのような息抜きをされますか?
「体を休める」、「好きなことをして過ごす」など個人個人のやり方があると思います。

ここで気がかりなのは、ご自身の"疲れ"に気づけなかったときです。
心身ともに疲労が溜まったとき、ストレスの負荷が強まったとき、思わぬ影響が心身に見られることがあります。

ご自身では疲労を感じられてなくても、「以前出来ていたことができなくなっている」や「集中することが難しくなっている」、身体的に問題がないのに「体に痛みなどの変化がある」といった方は、一旦立ち止まってみてくださいね。心身からの疲労やストレス過多のサインかもしれません。

カウンセリングサロンArk(アーク)でも、息抜きの方法や負荷の減らし方を皆さんと一緒に話していくことが可能です。ご興味がある方はぜひ、お問い合わせください。

もちろん、「疲れたとは思ってないけど、なんか最近今までと違うぞ」、など、違和感を感じる方もどうぞご利用ください。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。


三田村

日常の話

こんにちは。

カウンセリングサロンArk(アーク)杉並の青木です。

 

先週は、まともなことを書いたので、本日はまた趣味の話に戻そうかと思います。

ネタがないです、ウェイ٩( ᐛ )و

ある意味日常なので、高崎さんよろしく、日常系の話題とも言えなくもないかな!と思って書きます。ポジティブ!

 

昨日、某中野医師会の活休ライブに行ってまいりました。

 

f:id:Arkcounseling:20170720201255j:plain

 

どんな日常だよ〜。活休ライブが日々行われてたら身がもたないよ〜。

活休って、復活する気あるのかよ〜。

 

『だって、、、バカだから』って曲が聴きたかったのですが、演奏されなかったのが惜しまれます。

この曲の、パンと牛乳で労働だ〜♪ってくだりが親近感がわいて好きです。

 

人によってリフレッシュの方法は様々ですが、私のリフレッシュ方法はこんな感じです。

もっといいリフレッシュ方法が世の中にはたくさんあるということは知っているので、どなたかオススメの方法があったら教えてください。

できるだけお金も時間も労力もかからないものだと有難いです。

 

そういえば、中野医師会とか言っててリアル中野医師会とか大丈夫なのかしら?

とか思ったので、実在するのか調べたところ…

中野区医師会なるものがありました…!セーフというか惜しいというか笑

折角なのでリンク貼っときますね! 

 

医者ROCK   NEVER   DEI!!!

 

カウンセリングサロンArk(アーク)杉並・神戸HPはこちらです。

ツイッターもやってますので、よければこちらも見てください。

 

それでは、読んでくださった方、ありがとうございました。

次回はもっと心理っぽい話を…!

 

 

帰省しました。

皆さん、こんばんは。アーク杉並の高崎です。


この連休はお休みを多く頂き、母の実家でもある愛媛県に行ってきました。

2泊3日でしたが、道後温泉に行ったり、流しそうめんや釣りしたりしてきました。
海にも寄りました。
愛媛県の海がとても綺麗だったので写真を載せます。


学校や会社など様々な環境で行き詰まったり苦しくなったりしたとき、一歩離れてみて違った角度から見ると何か変わることもあるかもしれませんよ。

では、皆さんも良い夏休みをお過ごしください。

f:id:Arkcounseling:20170718222203j:plain



高崎 優和

カウンセラーの専門性について

 カウンセリングサロンArk杉並のカウンセラーの加藤です。

 

 今回はカウンセラーの専門性について書きたいと思います。カウンセラー紹介の際に色々と悩んだので備忘録的なものとなります。

 

 私もまだまだすべてを網羅しているわけではないので、間違いなどもあるかもしれませんがご容赦ください。

 

※ちなみにこの記事は書いていたのが消えてしまい、二回目となります。既に相当心が折れかけてますので生温い目で見て下さい。

 

 さて、カウンセリングサロンに所属しているカウンセラーは臨床心理士という資格を持っています。

 

 臨床心理士民間資格ですが、その職域は多岐にわたります。

 

 私は教育、福祉、医療領域を経験していますが、それだけでなく産業や司法分野にも活躍の場があります。司法分野では、臨床心理士でなくても心理系大学卒でなれる職業がありますね。

 

 また、乳幼児、児童、思春期、青年期、成人期、老年期のすべての方々が対象になり得ます。あらゆるライフステージにいる方と私たちはお会いします。

 

 そして、対人関係や生き方に対する悩みからひきこもり、不登校、非行など社会的病態から、うつ病統合失調症発達障害などの精神医学的な疾患まで専門となる病態は多いです。身体疾患をもつ人にも、そのお悩みをカウンセラーが聞くこともあります。

 

 更には、カウンセラーによって論拠とする理論や心理療法もまた多くのものがあります。代表的なものとしては精神分析認知行動療法、来談者中心療法があります。また、それ以外にも、家族療法、遊戯療法、短期療法、森田療法、動作療法、統合的アプローチ、EMDREFTTFT、芸術療法、箱庭療法などなど。もっと言えば、精神分析の中でも対象関係論、独立学派、自我心理学、自己心理学、ネオフロイト派、ラカン派など多くのものがあります。

 

 書いてて何だか頭がくらくらしてきましたが、このように心理士の領域は多岐にわたります。つまり、カウンセラーによって専門が違うということになりますね。

 

 カウンセリングを受けて合わなかったとしても、もし他のカウンセラーに出会ったならばうまくいく可能性があります。恐れずにもう一度、カウンセリングの門を叩いてみてください。

 

加藤