カウンセリングサロンArk(アーク)杉並のBlog

東京都杉並区にある、臨床心理士によるカウンセリングサロンArkのBlogです。HPはこちらになります→https://arksuginami-cs.jimdofree.com

*忘年会の季節ですね~寝酒と睡眠~*

こんにちは。

寒い日が続いていますね。カウンセリングサロンArk(アーク)杉並の三田村です。

 

今日から12月!!師走到来ですね。年末に向けて忙しくなったり、この一年を振り返って悲喜交々したりする季節なのではないかと思います。

 

そして12月といえば忘年会ですね。忘年会といえば、お酒。

今日は、そのお酒について少し書きたいと思います。

心理×お酒となってくるとアルコール依存とかを想像しやすいと思いますが、少し違う視点から…

 

お酒ですが「百薬の長」と言われるくらいのものですよね。

皆さんは「寝酒」もしくは「ナイト・キャップ」という言葉を聞いたことがありますか?

どちらも寝る前に飲酒する習慣のことなのです。

実はナイト・キャップというカクテルもあったりします。ブランデーベースらしいです。

アルコールを摂取することで寝つきをよくし、床に就くことを目的としているのだと思いますが、実はあまりオススメできません

 

というのも、アルコールは直接的に入眠作用があるわけではありません。

神経の緊張を和らげる作用はありますが、アルコールが体の中で代謝されると神経を覚醒させる作用が働いて中途覚醒(途中で目が覚めること)を引き起こすこともありますし、交感神経が休まらないので起きた時に「疲れが取れないなー」と疲労を感じる一因にもなります。

(アルコールと表記していますが、厳密にはエタノール代謝の話です)

 

一番の問題としては、アルコールへの耐性です。

普段お酒を飲まれない方が、たま~に寝酒をする分には効力があるかもしれませんが、毎晩晩酌が長引いて寝る間近まで飲んでいたり、睡眠薬代わりに飲んでいると耐性がついてしまい、「いつもの量じゃ眠くならない」というように徐々に飲酒量が増えていってしまいます。

そうするとレム睡眠(深い睡眠)は減り、ノンレム睡眠(浅い睡眠)が増えていくことで睡眠の質は落ちていく一方ですし、場合によってはアルコール依存へ進んでいくこともあります。

ですので、個人的には「寝酒」「ナイト・キャップ」はオススメしません。

 

だけど、忘年会シーズン!!お好きな方はお酒飲みたいですよね。

そういった方は、寝る3~4時間前に飲み終わると良いようですよ♪♪

お酒の香りや味でリラックスすることもありますしね(^_^)

 

お酒は節度を持って楽しみましょう♪

一足早いですがArkの面々で忘年会してきたいと思います~。

 

 

それでは、また。

三田村

 

 

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ぱんつぁーふぉー(注:アニメ『ガールズ&パンツァー』のネタバレを含みます)

 もう11月も後半なんですね……。もう年末が近づいているなんて、時の流れの早さを実感している今日この頃です。

 

 どうもカウンセリングサロンArk(アーク)杉並カウンセラーの加藤です。

 

 今回はタイトルにもありますが、『ガールズ&パンツァー』のアニメ(以下ガルパン)を見たので、そのことについて書きたいと思います。

 

 この物語は戦車道という武道が大和撫子の嗜みとされている世界で、戦車道の家元の次女である西住みほが、戦車道のない大洗女子学園に入学するところから始まります。

 

 とある理由で西住みほは戦車道から離れようとしているのですが、そこに生徒会からの呼び出しがかかり、復活した戦車道を選択するよう言い渡されるという導入なのですが。

 

 ストーリー自体は弱小チームが全国大会制覇を目指すという王道のスポ根ものなのですが、それが現代に合うようにアレンジされています。練習シーンはありますが、熱血的な雰囲気はライトになり、そこには少女達の絆や成長が描かれています。

 

 基本的にはそのスポ根のほかに少女の自立というものがテーマにあるように思いました。

 

 西住みほは、元々は西住流という流派の家元のとして、姉のまほを隊長としたチームの副隊長として戦車道をしていました。それは次女としての家族役割がそのまま戦車道に当てはめられたものと考えられます。西住流を極めるというのは家としての価値観であり、そこに西住みほ個人の思想は入り込む余地がありません。

 

 また、家督制度で言えば次女のみほではなく、姉のまほが西住流をゆくゆくは継いでいくのだろうというような雰囲気を感じさせます。もちろん明言はされていませんが。

 

 みほは試合の最中に流派ではなく、自分の判断で動いたことにより母から叱責を受け、大洗女学園に転校してしまいます。そこで友人達と出会い交流を深めていきます。

 

 そこで家でやっていた戦車道を再び始め、流派ではなく自分の戦い方をすることにより、みほは周りの友人や先輩後輩達と信頼を築き、また戦った相手とも親交を深めていきます。思春期には、同年代の仲間がとても重要な役割を果たします。家の外にその人の居場所ができることが、家族から離れる自立の一歩となるんですね。

 

 この家と自立というテーマは、同じチームの五十鈴華というキャラクターにも現れています。

 

 華道の家元の娘である華は、自らの活ける花に物足りなさを感じ、表現を広げるための一つの手段として戦車道を選びます。しかし、そんな華に対し母親は反発し一時は勘当すら言い渡します。しかし、個展に出品された作品で自分の表現を確立した華は母親から認められます。

 

 このように主人公やその周囲で家から離れ自立していく少女の姿が描かれているように感じました。

 

 興味のある方は現在Amazonプライムビデオにて、映画版も含めて配信されているので是非観てみて下さい。

 

 ちなみに映画版は観客へのストレスのかけ方が絶妙だと思います。こちらも是非。

 

 

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*ちょこっと雑学~顔文字と心理学~*


こんにちは☀

カウンセリングサロンArk(アーク)杉並の三田村です。

前回のブログの時に少し触れたように、先日、臨床心理関係の大きめの学会へ行ってきました。

行った日にちなのか時間帯なのか分かりませんが、若干人が少なかったように感じられました。

学会ではサブカル×心理のお話を聞くことができました。
色々吸収して、自分達の研究に活かしたいと思います(๑•̀ㅂ•́)و✧


そういえば、この(๑•̀ㅂ•́)و✧顔文字ですが。
いつの頃からか流行っていますよね。

電子メールが盛んになってからでしょうか。
でも似たようなモノはずいぶん昔からあるのではないかと思います

よ~く、思い出してみてください…
本来、記号や文字なのに顔を象っているもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




なんとな~く、思い浮かんできませんか?
そう!へのへのもへじ

f:id:Arkcounseling:20171124170949j:plain



これも、こういう(*´∀`)顔文字とかと同じなのではないかと思います。
とはいえ、ひらがな到来と同じ頃から存在しているかは分かりかねます。

その辺りは専門家に任せましょう!

突然、顔文字?と思われるかもしれませんが実は心理学の分野の一つであるゲシュタルト心理学によって説明できます。
今日はちょこっと雑学です。


 人間の知覚の仕方には『プレグナンツの法則というのがあります。
ヴェルトハイマーさんが示したものですね。
以下のような要因があります。

・近接の要因

これは近接しているもも同士はひとまとまりに知覚されやすいということです。空間的なものだけではなく時間的に近いものも、まとまって見られやすいです。

例えば、こんな感じですね。

// // //  「//」が一つのペアとして見られやすい。

 

・類同の要因

いくつかの刺激がある場合に、同種のものがひとまとまりに知覚されやすいということです。

例えば、こんな感じです。

★☆☆★★☆☆★★☆☆★ 

黒星と白星のグループが交互に並んでいるように感じやすいという。

こう、黒白、白黒で並んでいるとは知覚されにくいのです。

 

・閉合の要因

互いに閉じあっているものはひとまとまりに知覚されやすい。

例えば、こんな感じですね。

」 「 」 「 」 「 」 「 」 「

かっこ同士だと顕著ですね。

」「がペアとは知覚されにくいですね。特にかっこでいうと私たちの生活の中で、「」で文章がくくられているという認識があるから余計かもしれないですね。

 

・よい連続の要因

いくつかの曲線になりうる刺激があるとき、なめらかな曲線として連続しているものはひとまと

 

まりとして知覚されやすいということです。

例えば…

f:id:Arkcounseling:20171124170729j:plain

数学でおなじみ、ベン図を見たときに二つの円が重なっていると知覚されやすく、右向きの三日月、ラグビーボール風の図形、左向きの三日月という風に知覚する人は少ないのではないかと思います。

 

 

他にもあるのですが、一応メジャーどこの紹介ということで…

いろいろ調べてみると面白いですよ♪

 

ちなみに(^_^)/を個で知覚しているとすると、 ()_^^/をそれぞれ知覚していることになります(便宜上、記号の順番入れ替えてます)。

こういった法則によって、顔文字は記号ではなく顔文字として知覚されると。

 

これについては自分で研究結果として出したわけではなく、心理学一般で言われていることを解釈したものなので、間違えがありましたら訂正しますね!もしくは類似研究ありましたら、ご一報ください。


相変わらず、冷え込んでいますね。皆さん体調にお気をつけくださいね。
それでは、また!

三田村




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怖い絵展と臨床心理

こんばんは。
カウンセリングサロンArk(アーク)杉並の高崎です。 

先週は風邪をひいてダウンしていて、ブログを書けませんでした。すみません…
寒くなってきたので、皆さんも体調には気を付けてくださいね。

先日、「怖い絵展」に行ってきました。
まさかの3時間待ちでしたが、なんとか観てこれました。

絵の描かれた時代や背景、作者の心情が絵の説明として記述されているので、それらのことを知った上で絵を見るとまた違った視点から見ることが出来ました。

絵を見てると、なんだか臨床心理にも似てるなと思いました。
臨床心理でも、その症状がどうして出ているのか、その人の背景や心情を考えていきます。
絵と違うのは、その上で、どうしたらいいのかを一緒に考えるところかもです。

絵も症状も何かしらのメッセージを出してるんだなと改めて思いました。

私は3時間待った甲斐がありました。
皆さんにもおすすめですよ。


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遊びについて。

 めっきり寒くなってきましたね。私は寒さに弱いので、既に冬用コートを出しました。マフラーも巻き始めましたが、本格的な冬の到来が怖いですね。これ以上防御力を上げるのが難しいので……。

 

 どうもカウンセリングサロンArk杉並のカウンセラーの加藤です。

 

 今回は『遊び』について書こうかなと思います。

 

 皆さんは最近遊べてますか? 

 

 私は最近遊びが足りないと自分も思っていて、最近他の方にもご指摘いただけたので、今回は遊びというテーマで書いていきたいと思います。

 

 遊びは発達においてとても重要な要素を占めます。ざっくりとした説明になりますが、子どもは言語で何かを表現することが難しいので、遊びの中でルールを学び、自分を表現し、攻撃性を発散させることを学んでいきます。また、ごっこ遊びなどができるようになることは、模倣する能力が育ってきていることを示しています。子どもの運動能力の発達にも遊びが大きな役割を果たしています。体を動かして遊ぶことによって、自身の体の動きとその時の感覚などを学んでいきます。

 

 大人になっても遊ぶことは重要な意味を持ちます。そのままの形では出すことが難しいような感情であっても、遊びの中であれば安全な形で表現することができることがあります。人は誰しもマイナスな気持ちを持つことがあると思います。それをそのまま外に出してしまうと、人を傷つけてしまうようなものもあるはずです。それは人としては自然なことであると私は思います。そういう気持ちがあることは否定されるものではありません。だからこそ、それを安全な形で出せるようにするのに遊びが必要だと考えています。

 

 簡単に言うと、遊びの中でストレスを発散するということになりますかね。

 

 というわけで遊びというのは子どもにも大人にも必要なものであるということですね。仕事や学業など現代社会は忙しくなっていますが、その中でも思い切り遊べる時間を持てると心の健康にもいい影響があるはずです。

 

 なかなか発散できない想いがあって、苦しいという方は是非カウンセリングも試してみて下さい。

 

 

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*たまにはゆる~く*

こんにちは☀

カウンセリングサロンArk(アーク)杉並の三田村です。

今回はラフなブログをお届けしようと思います。

先日、好きなアーティストのライブに行ってきました‼

過去に東京公演全通とかもしたことがあるんですが、その時に毎曲エンディングは公演ごとに変わるもののアンコール以外は、やる曲自体は変わらないので、全通しなくても良いかなぁと感じました。

そして、今年になって、夏と秋に行った訳なんですが…正直先日行ったときは二回目だし…とやる気なく、入国印(そのアーティストのライブには入場すると捺せるスタンプがあるのです)を済ませられるぐらいの時間帯に出ていき、開演時間を迎えました。

ライブに参加した結果、やっぱり間が空くなら何回でも見れるかも(*˘︶˘人)♡*。+という考えに落ち着きました(笑)

一人で行っても、はしゃぐくらい世界観に引き込まれましたし…。

曲を聴いていて、一緒に歌って。
帰ってきた!!という謎の帰属意識がありました。
見知らぬ人たちが、そのアーティストのもとに集まり、一糸乱れぬとは言いませんが、なかなかの一致率でコール&レスポンス行う様も参加&観察していて楽しいです。
これが、サリバン先生の『関与しながらの観察』か!と密かに思ったり…(厳密にはズレがあるので悪しからず!)

非常に濃密な時間を過ごすことができました。

最近取り組んでいるサブカル×心理学研究への刺激にもなりました(*´∀`)


普段から私たちカウンセリングサロンArk(アーク)のブログを読まれている方は薄々お気づきかもしれませんが、私たちは技法的な息抜きだけではなく、それぞれが実践している息抜きの方法を比較的載せています。
こんなやり方でもいいのか!と取り組みやすいものも中にはあるのではないかと思います。
何か1つでも皆さんのもとに届けば良いな~と個人的には思っております。


自己流で気分転換しようとしているけど、どうにもうまくいかないという方、どうしたらいいのか分からない方、あなたに合うやり方を一緒に探っていきましょう。
ご連絡、お待ちしています。



そして明日から、臨床心理界隈では比較的大きな学会があるので、息抜きと取り入れのバランスを大切にしつつ、参加してこようと思いますー!


 今日の夜からかなり冷え込むようなので、皆さん体調にお気をつけくださいね。


三田村




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調査・研究について

 どうも、カウンセリングサロンArk(アーク)杉並カウンセラーの加藤です。

 

 この前は、若手の同業の方達と勉強会に行ってきました。そこは研究のための勉強会で、現在論文を書いている方の文章の検討を行ったり、最新の海外論文を読んだりする場でとても刺激になりました。

 

 実は、臨床心理士の業務には研究も含まれているんです。日々新しい知見が発見されていく中で、より良いカウンセリングや援助ができるように調査・研究を実施しています。以下に詳しく載っていますので、気になる方は是非チェックしてみて下さい。

 

臨床心理士の専門業務 | 公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会

 

 私も今は直接的に携わっているわけではないのですが、その内にこういった調査・研究業務にも携わりたいなと考えているところです。

 

 元々私は文系で、数学が苦手だったのですが、こういった調査・研究では統計的手法が使われるので、ひいひい言いながらサボってきた数学と向き合ってます。学校での勉強は将来の役に立つかどうかというのが言われることもありますが、こういう領域では本当に直結しているなぁと感じている所存です。

 

 では今回はこの辺で。

 

 

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