こんばんは☀︎
カウンセリングサロンArk(アーク)杉並の青木です。
前回の青木ブログ『冬季うつとは?の話・その1』に引き続いて、今回は冬季うつ、もとい季節性感情障害の原因について、お話ししようかと思います。
最初に言ってしまうと、冬季うつ発症の原因は明らかになっていません。
「え〜、じゃあ記事書けないじゃん!」って感じですね。
しかししかし、最近では研究も進み、様々な仮説が立てられております。
なので今日はその仮説をいくつかをご紹介します〜。
★各種分泌の変位説
セロトニン:日照時間が冬場は短く、光が足りず、分泌が低下します。セロトニンが不足すると、セロトニンによって合成されるドーパミン、メラトニンの分泌バランスも狂ってしまいます。
ドーパミン:『意欲』の元になります。うまく分泌されないと、逆に無気力になったりします。
メラトニン:明るいと分泌が減り、暗いと分泌が増し、体内時計の役割を担っています。分泌が多い時は睡眠を促進してくれますが、冬季うつが通常のうつと違い、過眠になるのは、こう言ったことから来ているかと思われます。
★視交叉上核のリズム説
視交叉上核:網膜を通して光によって、概日リズム(約24時間周期の生理現象)維持し、生命機能を維持しています。日照時間が短くなり、このリズムが乱れることで、睡眠、体温、内分泌系、注意力などの生理機能が乱れてしまいます。
★自律神経系の亢進仮説
自立神経系:交感神経と副交感神経の2つによってなっています。消化吸収、血液循環、代謝機能など、生命機能の維持を担い、環境に合わせて身体が順応する働きをしています。季節の変わり目は、この順応が追いつかず、自律神経系活動が亢進 、つまり過活動となり、様々な不調をもたらします。
ってな感じです。
どの説もバリバリ自然に影響されている感じがしますね〜。
自然の前では人間は、精神までも左右されてしまうのか…
どれか一つの説が有力っていうよりも、どの説も相互に作用していることで、冬季うつに至るのかもな〜と思いました。
あ、私的感想です。
さてさて、次回は冬季うつの対処について、お話しできればと思います。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます〜!
では!
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