カウンセリングサロンArk(アーク)杉並のBlog

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お笑いとホラーの話(※若干のホラー要素を含みます)

 どうも、カウンセリングサロンArk杉並カウンセラーの加藤です。

 今回は私が好きなお笑いとホラーについての話をしようかと思います。

 

 笑いと恐怖という一見して真逆の要素を持つ二つのように思えますが、実はとても似ているのではないかという話をちらほらと僕は見かけたことがあります。過剰すぎるホラー演出はギャグにしか見えないとか、あとはそう、例えば白石晃士監督作品の『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』シリーズや『貞子VS伽耶子』、また、外国映画では、ホラー作品をパロディして下ネタなどもふんだんに盛り込んだ『最終絶叫計画』など。他にもゾンビ映画などでも、パロディやお笑い要素を盛り込んだものがあります。

 

 

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01 口裂け女捕獲作戦 [DVD]

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貞子vs伽椰子

貞子vs伽椰子

 

 

 

最終絶叫計画 (字幕版)
 

 

 ぶっちゃけて言えば貞子の3Dシリーズもここに加えたいですね。あれは、正直宣伝キャンペーンをする貞子を含めて笑わせにきているとしか思えなかったです。(※個人の意見です)

 

貞子3D 2Dバージョン(本編DVD)

貞子3D 2Dバージョン(本編DVD)

 

  3Dとタイトルに入れてしまったが故に2D版と入れるしかないところとかも控えめに言って最高です。(※あくまで個人の意見です)

 

 そんな中僕の好きな一冊の漫画を紹介したいと思います。『でろでろ』という押切蓮介先生の作品です。

 押切先生といえば『ハイスコアガール』が今は騒動を含めて有名なのではないかと思います。

 

 

ハイスコアガール(1) (ビッグガンガンコミックススーパー)

ハイスコアガール(1) (ビッグガンガンコミックススーパー)

 

 

 

 

でろでろ(1) (ヤングマガジンコミックス)

でろでろ(1) (ヤングマガジンコミックス)

 

 

 

  『ハイスコアガール』は格闘ゲーム黎明期のゲーセンを舞台とした青春ものなのですが、前述した『でろでろ』はホラーギャグ漫画となっています。

 

 この1巻の1話目と3巻に収録された話の冒頭がとても良いので一度読んでみて欲しい漫画です。

 

 簡単に紹介しますと、『でろでろ』の主人公は霊感体質の不良中学生『日野耳雄』なのですが、1話目では彼と仲間が廃病院の霊安室でたむろしていたところ(※良い子は真似しないでね)、そこに廃病院探検にきた一行と遭遇し、ホラー映画もかくやの恐怖体験に遭遇します。そこで、廃病院に来た一行の中のイケメンキャラに、ホラー映画で死ぬのは耳雄たちのような不良だと言われてしまうのです。それを一理あると感じた耳雄が取った行動とは……というような内容なのですが、これは秀逸ですので是非読んでもらいたいです。僕はこれを見てこの漫画を買おうと決めました。ホラー映画の正当な展開を守りながらそれをどうギャグにしていくかがすばらしいと思います。

 また、3巻に収録された話の冒頭ですが(今手元に漫画がないので本当に3巻だったかうろ覚えですが)、その話の本筋とはあまり関係がないため、その台詞を抜粋して紹介しますと、

「ああっ!! パンに物の怪が憑きやがった!!」

「コノヤロー!! 食い殺してやるぜ!!」

 この間わずか2コマです。

 パンに物の怪憑くんだ!? てかそれでも食うんだ!? 

 とただパンを食べるだけの2コマをここまで演出できるとは、とびっくりしたものです。是非、一度読んでみてください。

 

 さて、話を戻しますと何かのテレビ番組で聞いた話だったと思うのですが、お笑いの理論の一つに『緊張』と『緩和』というのがあるようです。

 

 詳細はそこでは話していなかったのですが、『緊張』させた後に『弛緩』させることによって笑いが生まれるということなんですかね。

 

 新喜劇を例にするとわかりやすいかもしれません。

 強面のスーツのお兄さんたちが登場して劇の登場人物に難癖をつけてくる、そこに池乃めだか師匠がハードボイルドな感じで登場し、強面のお兄さん達に貫禄を持って向かっていく、しかし、頭を抑えられて手も足も出ない、そのくだりを終えて一言、「ほな今日はこれくらいで勘弁してやるわ」、そこで劇の登場人物たちがずこーっとこける。これも『緊張』から『緩和』のわかりやすいものかと思います。

 

 しかし、『緊張』させた後に、『緩和』させてさらに『緊張』させることでホラーが生まれるという話もあります。わかりやすい例を挙げれば、前述した映画にもあった貞子の登場する映画第一作目『リング』でしょうか。このラストの一連のシーンは良質なミステリーの読後感にも近いと思います。ネタバレもネタバレなので詳細は書けませんが『緊張』の『緩和』の後の『緊張』をまだ体験していない方は是非観てみてください。

 

 

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