どうも、Ark杉並サロンカウンセラーの加藤です。
今回のタイトルは依存と嗜癖です。依存というのはよく聞く気がしますが、嗜癖についてはあまり聞き慣れない言葉かもしれません。
依存といえば、例えば、アルコール依存、薬物依存などが思い浮かぶかもしれません。また、ギャンブル依存や買い物依存、インターネット依存という言葉も見かけますね。
上で依存と呼ばれるものについて二つに分けたのは、厳密にはアルコール・薬物依存とギャンブルや買い物、インターネット依存というのは言葉上分けられているものだからです。
実は、依存というのは脳への作用機序が科学的に認められているものに対して使われます。アルコールや薬物などは脳に作用することが知られていますから、それらに対しては依存という言葉が使われます。またギャンブルに関してはその機序が認められたので、嗜癖から依存の方へ入りました。(7/24 ギャンブルについて追記しました。不正確な情報を書いてしまい申し訳ありません)
一方で、行動に関するもので、買い物、インターネットなどに関しては嗜癖という言葉が使われています。これは脳への作用機序が科学的に検証されていないものに対して使われているものになります。(こちらも編集を入れています。申し訳ありません)
以前、講演会で依存や嗜癖は松葉杖のようなものだというお話を聞いたことがあります。つまり、それらの行動は日々の生活を営む上で必要なものになってしまっているということです。
つまり、依存や嗜癖の裏には傷つきや生きづらさ、辛さが隠れています。それらを一時でも埋めるため、忘れるために依存や嗜癖が形成されてしまうんですね。つまり自分自身を癒やすための方法として、そのような行動がとられていると理解できます。
さて、依存や嗜癖とはいかなくても、誰にでもやらなきゃいけないことがあるのに、違うことをしてしまった。あとで辛いのがわかってるのに、ついついこれをしてしまうなどの経験があると思います。
あれをやめられたら、これをやめられたらと思うことがあるのではないでしょうか。
ちなみに私はついついインターネットをしてしまいます。SNSやゲーム、動画など今は面白いものがあふれていて、あれもこれもとやってる内にああもうこんな時間、となることがよくあります。
しかし、ついついやってしまうことの裏にはもしかしたら、何かが隠れているのかもしれません。
時間があるときにでも一度、自分の行動や時間の使い方を振り返ってみるのもいいと思います。
もし、何かをやめられなくて辛い。自分でもどうしていいのかわからないということがありましたら、是非、一度病院の診療やカウンセリングなどを試してみてください。
1人では難しいことでも、医師やカウンセラーと話すことで見えてくるものがあるかもしれません。
よろしければ、私たちがそんなあなたの力になれればと考えています。