こんにちは☀︎
カウンセリングサロンArk(アーク)杉並の青木です。
9月になりましたね。今年もあと4ヶ月か〜。早い…!
最近、高橋和巳先生の『子は親を救うために「心の病」になる』という本をお借りしました。
2010年に出た本なのですが、事例もあって、「あー…うんうん…」とか、色々思いながら読んでおります。
タイトルの通り、家族病理がテーマの事例が多いです。
もしかしたら、家族でおもうことがある人には、共感を得る部分や様々な感情が喚起される部分も多々あるかもしれません。
親子って本当に難しいです。
仲の良し悪し、お互いの理解の有無だけでは測れない、ある意味絆でもあるし、ある意味では病にもなり得る関係です。
お仕事中、心の病気の背景をたどっていくと、連綿と続いてきた世代間の傷つきや歪みを垣間見ることがあります。
来談理由が解決しても、何か残っているものがある。
その人の辛さは、その人だけじゃないんですよね。
その人がその人らしく生きるために、親子を続けることも大事だし、時には親子をやめることも大切になる。
正しい親子のあり方って本当にないんだなって思います。
“その人”の傍に親がいてもいなくても、“その人”を始めに形成したのは親です。
でもその人は、いつか親に囚われず自分を生きなくてはなりません。
親子がある以上、これまでをなくすことはできませんが、これからを自分自身で築きあげていくことはできます。
もしそこで迷って、ひとりでは進めなくなってしまった時は、カウンセリングを使って、自分が来た道を振り返って、そしてこれからを歩いていくのもいいかもしれません。
カウンセラーは、親子にはなれませんが、ひとりで歩けるようになるまで、心の傍に寄り添うことはできます。
それでは、ここまで読んでくださってありがとうございました!
季節の変わり目ですので、どうかお身体ご自愛くださいませ〜!
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