まだまだ寒いですが、花粉症の季節がやってきましたね。どうもカウンセリングサロンArk杉並カウンセラーの加藤です。
今回のテーマは不適切な考えについてです。
不適切な考えという書き方では、なんとなく分かりづらいかとは思いますが、簡単に言うと社会的に許容されない思考ということです。実行してしまうと、逮捕されてしまうものであったり、他者を傷つけてしまったりするものということですね。
私たちカウンセラーは仕事柄こういった考えに接することが多いです。
こんな想いを持つ自分は許されないのでは? というような罪悪感や、こんな考えが浮かぶ自分は社会不適合者なのでは? いつかそれを実行してしまうのでは? というような不安を持つ方もいらっしゃると思います。しかし、それは違います。
こういった不適切な考えについては、もちろんその人が持っているものもありますが、強迫性障害などとの関連で、侵入思考という概念もあるようです。自分の意図しない突発的で、非自発的な思考を指すようです。それは本人にとってはおぞましい考えが突然浮かんでくるというように体験されるようです。手元に文献がなく、詳しく説明するのはこのブログでは難しいですが、気になる方は調べてみて下さい。
侵入思考であれ、社会的に望ましくない考えであれ、それらのことを考える際に必要なのは、それが誰にでもあるということ、そしてそれをそのまま実行しない限りは、不適合とはならないということだと考えます。
逆にそれをないものとしてしまう方が、危険な気がします。そういった考えを押し込め、ないようにしてしまおうとしても、それは誰にでもあるものであるからです。
社会的に認められない考えがあったとしても、それをそのまま外に出すことさえなければ、周りにとってはないのと同じで、なんの問題にもならないわけです。
しかし、それにとらわれて他の事が手に着かなかったり。、実際にそうしてしまいそうで不安で仕方がなかったりするという場合には、医療機関への受診か専門家に話を聞くことをオススメします。
当サロンでのカウンセリングでもそういった思考を扱うことが可能です。もしお困りの方がいましたら、お気軽にご相談下さい。
※よろしければこちらもご覧下さい
カウンセリングサロンArk(アーク)のホームページ
カウンセリングサロンArk杉並のTwitter
カウンセリングサロンArk杉並のインスタグラム