長い間友人に借りていた、VR(バーチャルリアリティ)ゲームをやっとこさクリアしました。
とても引き込まれる内容で、VRなだけに没入感がすごく、これまでにない斬新な表現があり魅力的な作品だったのですが、VR機器を装着すると圧迫感がどうにも気になって集中できなかったり、うまく焦点を合わせるのが難しかったりとなかなか進めることができていませんでした。
また新たなVRゲームを今度貸してもらえる約束をしたので、楽しみにしておきたいと思います。
どうも カウンセリングサロンArk杉並です。
さて、前回に引き続き『Bloodborne』の話です。
※残酷な表現や暴力を含みます。苦手な方はブラウザバックをお願いいたします。
※『Bloodborne』のネタバレを含みます。
さてさて、前回は私の感想で終えてしまったのですが、今回は少しゲーム内容や世界観に触れていきたいと思います。
〇ストーリー
主人公は病気を患い、古都ヤーナムという山間の街で行われている血の医療に救いを求めてやってきます。
このヤーナムでは獣の病という風土病があり、罹ってしまうと人として理性を失い獣化してしまいます。そしてその獣を狩る狩人が存在しています。
主人公は血の医療を受けた後、黒い獣に襲われます。そこでやられてしまうと、『狩人の夢』と呼ばれる場所にたどり着きます。そこで、亡者から武器を受け取り、狩人として再びヤーナムの地に降り立つことになります。
そこから『獣狩りの夜』が始まります。
とまぁ、ここまで書いてきましたが、ゲームの専門用語が多すぎて難しいかもしれません。しかし、作中でも詳しい説明は出てこず、ストーリーの進行やフィールドで見つかるメモ、NPCのセリフ、アイテムのフレーバーテキストなどから考察をすることしかできません。そういうところも本作の魅力の一つだったりします。
ストーリーを進めていくと、主人公はこの世界の秘密に迫っていきます。
その中で、人間よりも神に近い『上位者』が存在することを知ります。その『上位者』をめぐる、複雑な歴史が暴かれていくのです。
〇アイテム
『Bloodborne』はタイトル通り『血』というのが一つのテーマになっています。主人公が使える回復アイテム『輸血液』のみであり、他の回復アイテムは存在しません(特定キャラの血液などの回復アイテムはあります)。
メイン武器なども特徴的で、割とこういうアクションRPGだと剣などが一般的だと思うのですが、最初に手に入る近接武器は『ノコギリ鉈』、『仕込み杖』、『獣狩りの斧』の3つ。だいぶ尖った三択だなと当時は思いました。
それぞれの武器は変形することができて、2種類の使い方ができるのもとても面白かったことを覚えております。まぁ、新しい武器を使おうとなっても慣れないうちはすぐに倒されて慣れてる武器に戻ったりとか、そういうのもありましたが。
こういったところも『Bloodborne』は特徴的だなと感じています。
ちなみに私は『ノコギリ鉈』、『獣狩りの斧』、『ルドウイークの聖剣』、『慈悲の刃』の4つでクリアしました。ユニークな武器では『車輪』なんかも使えるのですが、難しすぎて断念しております。
〇ステータス
また、ステータスの中で『啓蒙』というものがあり、高ければ見えないものが見えるようになり、低ければ獣性が増すというものです。『アメンドーズ』と呼ばれる敵も『啓蒙』を上げることにより、知覚できるようになります。
『Bloodborne』には『クトゥルフ神話』との関連も話されておりますが、これは『SAN値』と呼ばれる概念、もしくはTRPGに出てくる『クトゥルフ神話技能』に近いかもしれないと感じております。
つまり、人ならざる者や『上位者』、またはその痕跡などと遭遇すると、『啓蒙』が上がり、人知を超えた存在を知覚できるようになるのです。
しかし、この『啓蒙』は諸刃の剣で、人間の身で人知の及ばざるものを知覚するようになることでゲーム内の『発狂』(あまりこの言葉を使いたくはないのですが、ゲームの仕様ですので。特殊な攻撃によってこのゲージが上がりきると大ダメージを負ってしまう状態のことです)耐性が下がります。通常、人が知覚できないものを知覚するということは、周りの『啓蒙』の上がっていない人からすれば理解できない状態になるということでもあります。しかも、『上位者』などを知覚することはおそらくは普通の人からすれば耐えきれないものであり、身体が強化された狩人とはいえ、キャパシティを超えてしまい、ある種の攻撃に対して脆くなってしまうということなのかなと解釈しました。
一言でいうと、ストーリーを進めて『上位者』などの神秘に触れれば触れるほど、常人の理解できない世界に足を踏み入れてしまうということなのだと思います。(書くか迷いましたが、『啓蒙』を上げることのできるアイテムは『狂人の智慧』という名称がついています)
と、ここまで書いたら結構な文字数がいってしまいました。今回はこの辺で。
続きはまた今度書こうと思います。
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