カウンセリングサロンArk(アーク)杉並のBlog

東京都杉並区にある、臨床心理士によるカウンセリングサロンArkのBlogです。HPはこちらになります→https://arksuginami-cs.jimdofree.com

*怒りについて*

こんにちわ。
カウンセリングサロンArk(アーク)杉並の三田村です。


本当ならば、学校の夏休みも2週間を切りましたね的な記事を書こうと思ったのですが…
今朝起きたら痛ましいテロのニュースが報道されていたので少ーし関連することを書きたいと思います。

とはいっても、宗教やテロリズムについて書く訳ではありません。
ああいった出来事があると色々な感情か沸き起こりやすいのではないでしょうか。もちろん、「そんなことない」という方もいると思います。

しかし、こういった出来事の中で見られがちなのは報復が連鎖していくことではないでしょうか。
国や宗教など規模が大きなものになれば戦争に。

もっと小さな範囲、個人と個人の関係性の中でもそういった動きってありますよね。

簡単に言うと、『怒り』(人によって表現の違いはあると思いますが)。
例えば、「○○をされたから仕返してやろう」
「どうして、こんなことするんだ!イライラする!」
というような。

『怒り』ってネガティブなものにとらえられやすいと思います。以前は私もずっとそう思っていました。
ですが、実は『怒り』って、自己主張のエネルギー源になったり、きっかけになったりもするんですよねー。

自分自身が受容しがたい何かに出会い、心の動きがあって『怒る』のだと思いますので。

だからと言って、ぽんぽんと怒っていると周囲にネガティブな印象を残しやすいでしょう。
沸点の低い人と見られたり、正当なことを言ってるはずなのに怒りが先走って、社会(学校や職場)で上手くいかなかったり。
内外に向く、『怒り』の感情に自分自身が振り回されてしまう方もいらっしゃると思います。

そういったことで、お困りの方!
カウンセリングでは、怒りについて一緒に検討していくことができます。

 『アンガーマネジメント』と言われているもので、どんなときに自分が怒りやすいのか、怒った時にどんな対処をして失敗/成功したのか、どういった対処が望ましい結果を導いてくれそうかなど、『怒り』のプロセスを知り、コントロールしやすいようにしていくものです。


一人ではどうしようもないとき、自分たちだけではどうしようもないとき、ぜひカウンセリングをご活用してみてください。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。


三田村



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知ってみること。

アーク杉並の高崎です。
お盆休みですね。皆さん、如何お過ごしですか?

私は、ここ数日で印象的だったことは、YouTuber展に行ったことです。
YouTuber…?と思っていた時期もありましたが、人を楽しませることや、何かを伝えようとしていて立派なお仕事だなと思いました。

どうしても人ってよく知らないと、警戒しちゃったり頭ごなしに否定的に見ちゃうことってありますよね。
私も前は、YouTuberにはまらないって思い込んでたのですが、少しずつ知ってくと良さに気づきました。
今では毎日確認するくらいハマってます。(笑)

なんでも一歩踏み込んだり、チャレンジしたりが大切なんだなと思いました。
その一歩が大変で怖いこともあると思います。
でも、皆さんも否定的に思ってしまうことに対して、ちょっと覗いて見るといつもと違った感じ方をするかもしれません。

でも、動画とかって熱中しやすいので、見過ぎちゃわないようには気をつけたいと思います(TT)

高崎


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休日のこと

 どうもArk杉並のカウンセラーの加藤です。

 

 この3連休皆様はどう過ごされましたか? お盆休みでもう少し休みが長いという方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

 私は金曜日、久しぶりにボルダリングをしに行きました。少し前までたまに行っていたのですが、ここ数年足が遠のいてしまっていました。

 

 ボルダリングはスポーツクライミングの一種で、最近は都内などでもクライミングジムが結構あります。室内で、5m以下の壁を登るもので、必要なものはシューズとチョークだけです。ジムではレンタルも充実してるので、気軽に始めることができます。

 

 難易度別にコースが設定されているので、自分の上達がわかりやすいのがとても良いなと思っていました。

 

 休日だったためか親子連れも多く、賑わっていました。途中隣でやっていた男性方と話したり、小学生らしき男の子に叱咤激励されたりと、人が多かったため距離感が近くなっていていい時間を過ごせました。

 

 ちなみにとても鈍っていて、また体重が増えているのがダイレクトにわかりました。7級や6級あたりで躓いてしまったので、また定期的に行けるようにしたいなと思います。

 

 その後は銭湯に疲れを癒やしに行きました。いいですね、銭湯は。疲れが洗い流されました。私はコーヒー牛乳派なので、お風呂上がりに飲むのは格別ですね。

 

 そこから流れで大きなお肉が有名な大木屋さんというもんじゃ焼き屋さんで夕食に舌鼓を打ち、〆はカラオケに行ってきました。

 

 休日は引きこもって家で過ごしがちなのですが、たまには1日予定を詰めて出かけるのもいいものですね。

 

 ただ、お休みだから何かしないと、と焦ってしまってもまた逆効果の場合もあるので、ゆっくり休むのも大切なことの一つですし、休日の過ごし方は人それぞれかと思います。

 

 もし休日に心が休まらないとなりましたら、自分に今必要なことが何か、ゆっくり休むことなのか、外に出て発散することなのか、また別の選択肢があるのか考えてみるのもいいかもしれません。

 

 また、どうにも心が晴れないということがありましたら、気軽にカウンセリングにおいでください。一緒にどうしたら晴れるかを考えていきましょう。

 

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加藤

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アウトリーチや地域共生社会などなど…の話

こんにちは。

カウンセリングサロンArk(アーク)杉並の青木です。

 

今週の火曜日、サロンに滞在中、二重の虹を見ました!イェーイ!

折角なので載っけときます。見えるといいのですが…

f:id:Arkcounseling:20170812153340j:plain

 

最近、『地域共生社会』について学ぶ機会があったので、今日はちょっとそれ系の話をしようかと思います。「我が事・丸ごと」ってやつですね。

 

平成16年9月に厚労省から、精神保健医療福祉施策の基本的方策として、精神障害を持つ方への支援として、“入院医療から地域生活中心へ”という、地域移行が推進されるようになりました。

それに伴い、平成23年度から、『精神障害者アウトリーチ推進事業』が試行的に実施されております。

アウトリーチという言葉は、ニュースなんかで聞いた事あるよ〜って方もいらっしゃるのではないでしょうか??

精神障害の方を対象にしたアウトリーチに限って、私なりの解釈で大まかに説明しますと、地域で生活している精神障害者の方が、より安定し、より生活しやすくなるように、医療や福祉分野等の関連機関や専門家等が積極的に支援を行うという感じかなと思います。

この、“積極的に”という部分がポイントでして、必要な支援を受けたくても自ら足を運べない状態の方や、ご本人の意思では繋がらない方など、様々な事情で支援が受けられていない状況の方に対し、支援者側から積極的な介入をしていく形になっています。

アウトリーチは、主に行政や医療機関、福祉関係の事業所が行なっていることが多いです。

カウンセリングサロンArkでは、今のところアウトリーチはやっていませんが、ご要望があれば取り組みたい支援方法でもあります。

 

…話が逸れましたね。

 さてさて、地域共生社会です。

地域共生社会とは、「制度・分野ごとの『縦割り』や「支え手」「受け手」という関係を超えて、地域住民や地域の多様な主体が『我が事』として参画し、人と人、人と資源が世代や分野を超えて『丸ごと』つながることで、住民一人ひとりの暮らしと生きがい、地域をともに創っていく社会」のことだそうです。

出典:厚生労働省のホームページ(http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000150538.html)

 

 詳しくは上記の厚労省のリンクに書かれているので、ご興味のある方はご覧になってください。

 

明確な“何か”を抱えた方に支援を限定せず、地域全体への包括的な支援を、地域全体が主体となって行なっていく体制を目指すプランなのかなと解釈してます。

要は、お互い様、助け合いって感じですかね〜。

実現までには色々を要しそうですが、その一端を個人的にも、臨床心理士としても、わずかながら担っていけたらと思います。

 

そんなこんなで、カウンセリングサロンArkでも、様々なご相談をお受けしております。

ひとりでは解決できない困難に、専門家の力を使ってみるのもいいかもしれません。

 

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

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*ストレスについて*

こんにちわ。
カウンセリングサロンArk(アーク)杉並の三田村です。

先週は夏休みをいただきまして、ブログの更新を休ませてもらいました。
今度からはお休みする際は事前にお伝えしますね。


東京では、雨が降ったりやんだりと安定しない気候が続いていますね…
心身の調子を崩しやすくなる気候ですので、お気をつけください。


今日は『ストレス』について簡単にお話したいと思います。

普段から「ストレスたまったわー」など、よく使う・聞かれる言葉ではないでしょうか。
実はこのストレスという言葉、元は物理学系の分野で使われてた言葉でした。


それを、カナダの生理学者ハンス・セリエさんが医学誌に発表したことで、広く使われるようになります。

細かな内容は割愛しますが、このセリエさんはストレッサー(ストレスの要因)について生理学的な側面から説明しています。
*適応症候群やその中の汎適応症候群なので調べるとより詳しく知れると思います!


セリエさんを経て、心理的ストレスに焦点を当てたのがリチャード・S・ラザルスさんです。
ラザルスさんは、それまでの『ストレッサーが何であるのか』という考えに加えて『個人がそのストレスをどう感じているか』という考え方を提唱しました。

それは、"その個人の生活環境やストレスへの耐性によっても取りうる対処(ストレスコーピング)が異なる"というとらえ方でもあります。


長々と書いていますが、何が言いたいかというと…
ストレスを感じた時にどう対処していいか分からない方!
また、効果的と言われている対処法を試したけど効き目がないという方!

受けているストレスやご自身にその対処法が合っていないのかもしれません。

どんな対処法が合うのか、どんな対処法なら実施可能なのかなどカウンセリングで検討していくこともできます。

カウンセリングサロンArkで、ご自身に合う対処法を一緒に見つけていきませんか?

詳しくはホームページ(https://arksuginami-cs.jimdo.com)をご覧ください。

最後までお読みいただきありがとうございます。



三田村

緊張すること。

こんにちは。アーク杉並の高崎です。

台風が来たので、気圧の変化があると思います。
気圧の変化でも体や気持ちに影響が出るので、いつもより多めに寝たりと対処してくださいね。

さてさて、近々初めての富士登山とスカイダイビングをしに行くことになりました。
普段全く運動もしてないですしジェットコースターも苦手だったりするので、今からどちらもドキドキしています。

昨日は富士登山の下準備に靴を買いに行きました。

なんでも初めてやることや慣れないことってドキドキしますよね。
自分に出来るのか、失敗するんじゃないかと不安になることもあるかと思います。
誰でも初めてのことは怖いものです。

少しずつ慣らして自信がついてくると、いつの間にか大丈夫になるものもあると思いますよ。
私はまず富士登山に向けて、昨日買った靴を履きならそうと思います!

高崎

こちらはホームページです。良かったらどうぞ。

キャラクターについて

 どうも、Ark杉並のカウンセラーの加藤です。

 

 今回のテーマは『キャラクター』です。

 

 皆さんはキャラクターと聞くと、どういうものをイメージするでしょうか。おそらくは漫画やアニメ、小説、ドラマなどの登場人物を指すものとしてイメージする方が多いかと思います。

 

 しかし、現在では『いじられキャラ』や『キャラ立ちする』などの言葉が出てきており、現実のコミュニケーション場面でも使われるものになっています。

 

 芸能人の世界、お笑い芸人やタレント、アイドルなどにもよくキャラという言葉が使われています。『貧乏キャラ』や『毒舌キャラ』、『不思議ちゃん』などもキャラクターであるといえます。

 

 斎藤環先生の著作などでは、同質性を担保することでキャラクターはコミュニケーションを円滑にする効果があるとされています。ただ、そのために生み出されたキャラは自身で選択することが難しいために、コミュニケーション上で出るキャラと、認識している本当の自分が違うという事態にも陥りがちだということでした。

 

 つまり、人とのコミュニケーションにおいてキャラクターが設定されると、それを逸脱したことはできなくなってしまいます。場の空気を読まず、キャラを逸脱してしまうような言動をしてしまうと、コミュニケーションから排除されてしまうためです。

 

 KYという言葉も少し前に話題になりましたね。空気を読めないでキャラを逸脱してしまう人はコミュニケーションの場にもいられなくなってしまう可能性があるのです。

 

 また、キャラクターは場面やメンバーによって変わってきます。そのため、元々は強いキャラであった人が、別の場面では弱い立場のキャラクターとなってしまい、途端に適応できなくなってしまったり、ある場面ではうまくコミュニケーションができていても、別の場所では全然コミュニケーションがうまくとれなくなってしまうということもあり得ます。

 

 キャラクターは便利に使えればよいのですが、定型的であるため集団においては『いじられキャラ』という弱い立場が生まれてしまったり、キャラと違う行動がとれなくなり、人といる自分と本当の自分が分かれて離れていってしまうというデメリットがあります。

 

 もしキャラを演じることに疲れてしまい、誰も本当の自分をわかってくれないと思ったらカウンセリングを一度受けてみることをオススメします。

 

 読んで下さりありがとうございました。これからもカウンセリングサロンArk杉並をよろしくお願いします。

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