今夜の東京は雨ですね〜☔️
こんな日は家であったかい飲み物でも飲みながら、のんびり過ごせるといいですね〜。
ど〜も、カウンセリングサロンArk(アーク)杉並の青木です♨️
皆さまいかがお過ごしでしょうか??
最近、アン・W・スミス先生の『アダルト・チルドレンの子どもたち』 という本を読んでおります。
もちろん日本語訳で、斎藤学先生が監訳されております。
2005年の本なのですが、これがなかなかに、ほぉ〜!なるほど!な本だったりします。
アダルトチルドレンについては、検索すると結構出てきますので、ご存知の方も結構いらっしゃる、もしくは、ご自身や身近な人がそうかも?と思われたことがあるかもしれません。
細かい解説を書くと長くなるので、ひとまずウィキペディア先生のリンクを貼っておきます〜↓↓↓
興味があったら読んでみてください。
この本はさらにその次の世代、アダルトチルドレンの親の元で育った子どもたちである、次世代アダルトチルドレンがどのような人たちか、その家族に共通する特質や、微妙な虐待、そしてその人たちの治療の選択肢や回復のプロセスが、事例などを用いながら述べられています。
最近はアダルトチルドレンの概念を用いた解釈について、前ほど聞かなくなった気もしますが、この課題が根底にあるんじゃないかと思われる方のご来所がちょいちょいあります。
そして、そういった方々のご相談の主な内容(主訴)は、子育てについてや、夫婦関係、恋人関係などのことだったりと、ご自身のことというよりも、お相手に明確な問題があるようなお悩みだったりします。
その人自身は、一見問題や病理を感じないどころか、現実感もあり、むしろかなりのハイスペックさと高い社会適応性を兼ね備えてらっしゃることも多々あります。
そのため、ご来所時の主訴が解決された場合は、そこでカウンセリングは終了となることがほとんどです。
ご自身が感じてらっしゃる問題は、すでに解決しているので、
「今度はご自身の育ったご家庭から生じた、ご自身の課題と向き合ってみませんか?」
なんてお声かけは、ひとまずしないようにしております。
ご自身と向き合うことは、対人関係の問題解決以上に、意思と根気、そして長い時間がかかりますので、セラピスト一方の思いだけで、カウンセリングを継続することは難しいからです。
単純に、むやみにお勧めすれば、大きなお世話ってヤツになってしまったりもします。
なのですが、しばらくすると、その方がまた別の問題で、それもまた相手の方にハッキリ問題があるようなご内容で、ご来所されることがあるんですね。
何故この人ばかりがこんな目に…!
と思うような話ばかりなのですが…
このことは、家族の関係の中で作られた、その方の対人関係のパターンが繰り返されるために、一つ問題を解決しても、また次も同じパターンで繰り返されるという背景が考えられます。
こうなったらいよいよご自身と向き合われた方がいいかもしれません。
誰もが誰かを幸せにする権利がありますし、誰かに幸せにしてもらっていい権利があります。
自分だけが、割りを食うような対人関係から脱してしまっていいのです。
脱するにはどうすればいいのかですが、人によってはある程度それを自覚して、理解することで、これまでの対人関係のパターンを変えていくことができると思います。
ですがやはり、お一人でやるには限界があります。
アダルトチルドレンの自助グループに通うのも一つの手ですし、カウンセリングも一つの手になります。
もしも、ご自身がアダルトチルドレン、もしくは次世代アダルトチルドレンと感じていて、生きづらさを抱え続けているようでしたら、こういった手段を検討してみてもいいかもしれません。
とはいっても、人それぞれのタイミングもありますし、現実を生き抜くためには少々蓋をしたままの方がいいこともたくさんあります。
生きづらさを抱え続けて生きることにも、意味があると思います。
もし、耐え切れないかもとか、もっと楽な気持ちで生きたいとか、思うことがありましたら、お近くのカウンセリングルームや、自助グループを探してみるといいかもしれません。
もちろん、Arkでもそのお手伝いはさせていただきます。
それでは、長くなりましたが今日はこの辺で〜!
読んでくださってありがとうございました!
皆さま明日も寒いですので、暖かくしてお過ごしくださいませ〜🍵
🍁こちらもご覧いただけると嬉しいです🍁
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