だいぶ涼しい日が続いて、過ごしやすくなっていますね。この前までの暑さが嘘のようです。今日はほとんどエアコンをつけずに過ごせました。
どうもカウンセリングサロンArk杉並の加藤です。
三田村さんもブログに書いていましたが、どんどん試験が迫っており、日に日に焦りを感じています。
でも、家にいるとついついゲームやインターネットなどで時間を取られてしまい、いつの間にやら一日が過ぎていて、あちゃ~と思う今日この頃です。
さて、今回はこの状況にうってつけ(?)な動機づけについて書いていきたいと思います。
よく皆さんはモチベーションという言葉を聞いたり口にしたりすることはありませんか? あれこそ動機づけです。心理学的用語としては、モチベーションの訳語として用いられています。
心理学辞典(有斐閣、1999)によると、動機づけとは、
行動の理由を考えるときに用いられる大概念であり、行動を一定の方向に向けて生起させ、持続させる過程や機能の全般をさす。(p.622)
とされています。行動の過程を理解しようとする際には必須の概念といえます。つまり私たちが何かをしようとして、それを行うことやその行動を持続させることには、この動機づけが働いているというわけなんですね。
となると、私が勉強よりもゲームやインターネットを優先してしまうのも、動機づけがかかわってきていると言えますね。
この動機づけの理論の中に動因低減説というものがあるのですが、この理論では生体は本来怠けものであり、不都合な状態が生じない限り自ら進んで行動したり、学習したりしないとみなします。
しかし、この理論に対して内発的動機づけという理論が提唱されました。
これは生体は本来活動的で、たえず環境と相互干渉しつつ、自らの有能さを追求していく存在として概念化しています。
特に見返りもないのに、あることにのめり込むような経験をしたことはありませんか? それこそ内発的動機づけが働いている状況といえます。
これに見返りがあって、それがやる気につながっている場合には外発的動機づけが働いている状況となります。
勉強などをする際には知識をつけていくこと自体が報酬となって、勉強をすることが内発的な動機づけに支えられている状態といえますね。内発的な動機づけは外発的なものよりも持続するといわれています。
私も試験だけのために勉強するのではなく、知識をつけるために勉強していくのがいいのかもしれません。
ただまぁ、簡単に内発的動機づけによって勉強できれば今のような苦労はしていないわけなんですが……。まぁ、ぼちぼちやっていきたいと思います。
それでは今回はこの辺で。
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