こんにちは。カウンセリングサロンArk(アーク)
いや～…雪大変でしたね。
なんて、ついつい口を開くと雪の話題になってしまう気がします。
都内でも転倒して病院に運ばれる方もいたようなので、
暦の上では大寒（一年の中で一番寒さが厳しい時期）を迎えて、春まであと少しの辛抱という感じですし…春に向けてエネルギーや活力のチャージをしていきたいですね。
個人的には、冬場は生き物である以上活動も鈍くなるし、活力も低くなるのは当たり前かなと思っているため、一年の中で一番マイペースに過ごそうとしているかもしれません(笑)
まぁ、寒いのが苦手というのもありますが…(^_^;)
さて、話は変わりまして。
今のシーズンというとセンター試験などを皮切りに高校受験も
それを見ている保護者さんも気が気じゃなかったのではないでしょうか。
受験と聞くと『受験ノイローゼ』という言葉が頭に浮かびやすいのですが、最近はTVニュースとかではあまり耳にしませんね。
ちなみに、受験カウンセリングという言葉はちらほら聞くことがあります。内容は志望校探しや受験までの心構えとか勉強方法とか塾などがやっているものから、臨床心理的な、いわゆるカウンセリングに含まれるものまで多岐に渡っているようですね。
ノイローゼになる前にケアをする文化が少～しずつ広まってきているのかもしれません。
＊事前にカウンセリングをすることで予防的な介入をすることもあります！
受験というのは、受験する本人も周囲の人(家族、教員など)にも不安やストレスといった心理的な負荷がかかりやすい状況になります。
ある意味、今後の人生を左右すると考えられやすいライフイベントだと思いますし、自分が第三者に選定される大きな出来事だと思います。
そのような中で、お伝えしたいのは『不安など感じるのはごく自然なこと』『メリハリをつけるのは集中力を維持するためには大切なこと』『不安を和らげるアイテム探しとその許容』の３点です。
それはなぜかといいますと…
中学生を中心に説明したいと思います。
高校受験によって、大半の子が初めて平等に進学ではなく『誰かが選ばれて誰かが選ばれない』という体験をすることになります。
他者からの見られ方を気にする時期であるため、合否はもちろんですが、落ちた時に自分がどうなってしまうのかという不安も想起されやすくなります。友人はもちろん、家族や周囲の大人にどう思われるのか…と。
そんなことを抱えつつ、日常の学校生活も送らないといけないので、受験する本人の負荷たるや…！
ですので、『不安に感じるのはごく自然なこと』ですし、その不安が強まって勉強が手につかなくなるかもしれません。内容が頭に入ってこなくなることもあるかもしれません。
そういったときには、思い切って気分転換をするのも一つです。『メリハリをつけるのは集中力を維持するためには大切なこと』です。人間の集中力は無限ではありませんので、適度な休憩は不可欠です！また、気分転換をして不安なことから距離を少しとるという意味合いもあります。
そして、当日を含めそれまでの期間に『不安を和らげるアイテム探しとその許容』
ができると気分的にマシになるのではないかと思います。
お守りとかハンカチとかそういったものだとポケットとかに入れて持ち歩きやすいのでお勧めです。
＊あまりに目立つものとか大きいものを選ばれると、カンニング対策で持ち込めなくなるのでお気を付けください
「これがあると落ち着く！」といったアイテムがあると心強いですよね。そして、最後にお願いしたいのがそのアイテムを持っていくことや持つ気持ちを周囲の人は許容していくことが、受験する本人の負荷を減らす一助になると思います。
不安を和らげるアイテムを見つけたとしても、「そんなもの持ってって！」「子どもじゃないんだから！しっかりしなさい！」とかくれぐれも言わないようにしてあげて下さい。「それぐらい緊張してるんだな、不安なんだな、それでも向かおうとしている！」とドーンと構えてみてください。
個人では難しい！という場合はぜひお問合せ下さい。また、上記以外にもリラックス方法等のご相談も受け付けております。ご検討よろしくお願いいたします。
皆さまが悔いのない春を迎えられることを願っています。
三田村
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