こんにちは。
カウンセリングサロンArk(アーク)杉並の三田村です。
ここのところ毎日暑いですね…。
最近は、臨床心理士の仕事の分野の一つでもある研究業務に勤しんでいます。夏休みの読書感想文よろしく、本をまとめる作業で夏を感じております。
さて、そんな夏休みももうすぐ終わりですね。都内公立学校だとあと一週間切ったといったところでしょうか。
皆さん、宿題は終わっていますか?まだまだー!!という人もいますよね。
今週末あたりがラストスパートですね。
今日のタイトル『学校に行きたくないという気持ち』ですが、学校に行きたくないと一回でも思ったことがある人は、結構いるのではないでしょうか?
少し前に、不登校についての記事も書きましたが、今回はもう少しニュアンスを変えて伝えられたらいいなと持っています。
新学期の気配が近づいてくると、なんとなく体調を崩しやすかったり、気持ちが沈みやすくなる人もいるかもしれません。
学校へ行くことがプレッシャーになっていませんか?
学校というと昔は”必ず行くべきところ”というイメージが強いでのはないでしょうか。現在も昔ほど、かたくなではないものの、そういうイメージはあると思います。
でも、学校に行きたくないなと思うこと自体は自由です。そう思ってしまうことが悪いわけではありません。そこから、どうしていくかということが大事だと思います。
学校に行きたくないと思ったとき、「何々が嫌で行きたくない」と理由まで言える人は多くないでしょう。そもそも「行きたくない」と言うことが自体が難しいかもしれません。
例えば「言っても聞いてもらえないだろう」や「言う人がいない」、「言っても何も変わらないかもしれない」、「言葉にできない」と言いたくても言えない状況の方もいると思います。
一人で抱え込んできた方、よく今まで抱え込まれていたと思います。でも、人間一人で抱え込めるものには限界があるし、とてもきついことですよね。
そんな時に、もし周りに信頼できる人・信頼できそうな人がいる場合は声に出してみてください。
それが難しそうな場合、知らない人もいるかもしれませんが東京都の公立学校(市立とか区立、町村立の小中学校や高等学校)には、必ずスクールカウンセラーという心の専門家がいます。
その人たちの多くは、週一回学校に来ています(例外の時もあるので詳細は各学校でご確認ください)。自治体によっては、複数のスクールカウンセラーが来ている学校もあります。
予約の取り方などは様々だと思いますが、その人たちに話してみるのも一つの手です。
大学の場合は学内の学生相談室等の施設でカウンセラーに会うことができると思います。各キャンパスで異なると思いますので、それぞれご確認ください。
更に!学校内だと誰に見られているか分からないから使用しにくいという場合!!
こんな相談窓口もあります。基本的に電話なので、人に見られることなく、相談することができます。
*東京都福祉保健局…相談窓口 東京都福祉保健局
(このなかの”こころといのちのほっとライン”や””夜間のこころの相談”など)
*東京都教育相談センター…東京都いじめ相談ホットライン
(いじめ以外の問題も相談可能です)
*文部科学省…子供(こども)のSOSの相談窓口(そうだんまどぐち)
また、人に話すエネルギーがまずないよ…という方や、言葉にするのはやっぱり難しい!という方、まずはカウンセリングサロンArk(アーク)で一緒に時を過ごしませんか?
絵を描くことや、箱庭(砂地にフィギュアを置いていくやつ)を通して、肩の力を抜いていきませんか?
昨日の青木のブログにもありましたが、カウンセリングサロンArk(アーク)では、ご相談者様と担当のカウンセラーの意向・方針によって学校と連携(リエゾン)を取ることも可能です。ぜひご活用ください。
皆様が健やかな9月を迎えられますように!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
※来週は勤務の都合上、三田村のブログはお休みいたします。ご了承ください。
三田村
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