こんばんは🌙
カウンセリングサロンArk(アーク)杉並の青木です。
久々にArkのブログが連チャンで回っておりますね〜笑
これが続いたらArkメンバー頑張ってんな〜って思ってください。
あ、やっぱり更新止まったwってことにならないように、私も頑張って更新していきたいと思います笑
昨日の三田村パイセンブログにも書いてありましたが、ネタですよ。そう、ネタがない。
最近はなんだかんだと仕事時間の比率が高々で、すでに書いた多肉くらいしか趣味活動がないという…
観葉植物とか草とかも育ててるけれど、これもネタ被るしなぁ…🌿
あとは引きこもりなので本ばっか読んでますが、これは引きこもり的日常生活ですしおすし🍣
本の感想とか書けばいいのかしら?書くか。
最近読んだ本は、『FBI心理分析官』とその続編の『FBI心理分析官2』です。
ひと昔前に流行ったらしい。
元FBI捜査官のロバート・K・レスラー氏の手記的なものですね。
これも一応心理っぽい話なのですが、テーマが異常殺人犯とかなんで、ここに内容・感想諸々書くのははばかられますなぁでした。
でも結構パーソナルな分析とか、しっかり書いてあって、まぁ言うなれば事例集ですし、勉強になる本でした。あと、ちょいちょい防衛規制(自分的危機状況で発揮される心理的な対処・反応、人によって防衛規制の表現は様々です)に基づいた分析がなされている。ちゃんとプロファイリング(犯罪の特性・性質を分析して犯人像を見立てる的なこと)の基礎に心理学が用いられているんですね。
カウンセリングとはまた違って、FBI捜査官はセラピストではないので、適切な表現が難しいのですが、 FBI心理分析官はなんというか、介入者って表現が近いですかね。
介入者側としてのスタンスというか枠組みの持ち方とか、あとは相手との関わりは、セラピストにも通ずる部分も、技法として学ぶ部分もあり、心理職の視点で読んでみるのは面白いかもしれません。
1巻の起句に、かの有名な言葉が書かれております。
“怪物と闘う者は、その過程で自分自身も怪物になることがないよう、気をつけねばならない。
深淵をのぞきこむとき、その深淵もこちらを見つめているのだ。”
フリードリッヒ・ニーチェ『ツァラトゥストラはかく語りき』
一度は目にしたことがある方も多いと思われ、それが厨二病の急性期(症状がめっちゃ強く出る時期)の時だったら、無駄に覚えたくて覚えた方もいるんじゃないでしょうか。
私もそのひとりです。なんかカッコイイ言葉ですよね。ここで書けたぜ!
こんな言葉が出てくるニーチェの状況・状態に想いを馳せずにはいられません。
私は寛解(症状が落ち着いてる状態。完治ではない)した厨二病なので、この本のテーマにおあつらえなこの引用は、ハァーン!!ってなりました笑
話がそれましたね…。
怪物とか深淵とかっていうのは、ちょっとパンチが効きすぎた表現ですが、こういうネガティブというか、暗の部分、陰の部分っていうのは、おそらく大なり小なり誰にでもあると思われます。
自身のうちにそういう自分があることは、間違いでも悪いことでもなく、ある意味人間的なことです。程度がはみ出ると大変だ〜💦ってなりますが。
ニーチェのこの言葉、我々心理職は闘うなんてことはありませんが、心理学でいう逆転移に類する現象を示していると思われます。逆転移を詩的にカッコよく表現的な。Foo~!
逆転移っていうのは、ちゃんと説明すると長くなるのでざっくりいうと、セラピスト側がクライアントさんとの関係性において、心理的葛藤などが生じてしまう状態を指します。
心理職は仕事柄、自分自身の暗部に、常々自覚的・観察者的であり、内包してコントロールしていく必要性があるので、うちなる怪物には気をつけねばならないな〜という意味では、この言葉は考えさせられますね。
ここに出てくる怪物っていうのは、実は他者の中にあるのではなく、他者を介して自分自身のうちにあったものが賦活するような感じかもしれません。
そんなこんなで、FBI心理分析官シリーズ、興味のある方は読んでみてもいいかもしれません。
写真がちょっとグロいので、その点お気をつけください。まじで。
それでは、ここまでお読みくださりありがとうございます。
寒暖差が激しいですが、いよいよ春の訪れ〜って感じですね🌸あと風が強い。
精神面ではちょっと波が出る方が多くなる時期ですので、どうか程々に、休み休みお過ごしくださいませ🍵
🌸こちらもご覧いただけると嬉しいです🌸
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