まだまだ暑い日が続いていますね。冷房が必須ですが、外との温度差でくらくらしてしまいます。冷たい飲み物も、飲みすぎてお腹を壊してしまったりと、難しい時期ですね。皆様もお体にお気をつけてお過ごしください。
どうも、カウンセリングサロンArk杉並カウンセラーの加藤です。
青木室長もブログに書いていましたが、公認心理師試験まであと一カ月ほどになっていまして、焦り始めている今日この頃です。
頭がいいと書いていただいておりますが、この試験は本当にやばいです。自分でもここまで危機感がないのが不思議でしょうがない状態です。もっと焦ってもいいはずですが。
まぁ、そうはいってもしょうがないので、久しぶりに勉強ブログを書こうかと思います。
タイトルにも書きましたが、今回は『職業性ストレス』について書いていきます。
最近、労働安全衛生法の一部が改正され、ストレスチェック制度が始まったのは皆さんご存知かとは思います。職場におけるストレス要因を評価し、職場環境の改善につなげて、ストレス要因を低減させることを目的として実施されています。
現在、職場におけるメンタルヘルスが注目されており、仕事のストレスについても研究が進められています。
職業性ストレスモデルとして、このブログでは三つほど紹介していきたいと思います。
1.NIOSH職業性ストレスモデル
米国労働安全衛生研究所が提唱する職業性ストレスモデルのことで、職場のストレスに性格や職種など個人的な要因、仕事以外の要因(家事、育児など)が加わり、また家族や上司、同僚からの社会的支援を代表とする緩和要因が十分でない状況においてストレス反応が増悪し、疾病が発生すると説明しています。
2.要求度ーコントロールーサポートモデル
仕事の要求度、仕事のコントロール(裁量)、ソーシャルサポートの3軸モデルです。仕事の要求度が高く、裁量が少なく、かつサポートがない条件で最もストレスが高くなります。
3.努力ー報酬不均衡モデル(ERIモデル)
仕事のために費やされる努力の程度に対して、その結果として得られる報酬が見合っていない場合により大きなストレス反応が発生するというモデルです。報酬には、経済的な報酬、心理的報酬、キャリアの3要因があります。
このように職業性ストレスには様々なモデルが提唱されています。
仕事をしていて、ストレスがたまる。そういうことがある場合には、モデルに当てはめてみて、何がストレスの要因になっているか定期的にチェックするといいかもしれません。
それでも仕事が大変、ということがありましたら、あれば職場内の相談室やもしくは職場外の専門家に一度相談してみるといいかもしれません。
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