こんにちは。カウンセリングサロンArk(アーク)杉並の三田村です。
今日も寒かったですね…昨日が暖かったばかりに…(‐””‐;)
更に明日は雪⛄だとか…。お休みの人も、お仕事の人もお足元にはお気をつけくださいね💦
私も小股で歩きたいと思います☻
今日のブログは、世間で話題にもなっていますが『虐待』についてです。
そもそも虐待としつけのボーダーラインって何でしょうね。
個人的には「躾(しつけ)」って字からして、ちょっと怖いイメージなんですけどね💦
辞書的(躾(しつけ)の意味や使い方 Weblio辞書)には、しつけは『礼儀作法を教えて身につけさせること』らしいですね。
虐待はどうなんでしょうか。同じく辞書的(虐待とは - Weblio辞書)に見てみると『むごい扱いをすること』とありますね。
辞書的には大分ニュアンスが違うのに、私たちの中ではなぜボーダーラインが曖昧なのでしょうね。
次は定義的に虐待を見てみましょう。
そもそも、虐待は「身体的虐待」「性的虐待」「ネグレクト」「心理的虐待」の4種類で分けられています(高齢者等が被害者の場合「経済的虐待」もあります)。
簡潔にまとまっているのは厚労省のHPでどうぞ♪
もう少し詳しく事例も書いてあるのは、子ども虐待防止オレンジリボン運動のHPですかね。
リンク先に飛ぶのは面倒だぞという方は三田村のざっくりとした説明でご容赦ください💦
「身体的虐待」…虐待と言われて一番先に思いつくものが、これではないでしょうか?身体に対して暴力を振るったり、火傷を負わせたり、真冬に建物の外に出す、など身体へのダメージがあるものです。他者から見えるところに傷があったら周囲でも気づきやすいですが、実は服で隠れて見えないところに傷がある…というケースもあったりします。
「性的虐待」…日本であるの?と思われる方も多いかもしれません。これは、子どもへの性的行為や性的行為を見せること、性器を触るまたは触らせる、ポルノグラフィの被写体にするなどがあります。女児が被害に遭うイメージが強いかもしれませんが、男児も被害者になりえます。
内容的に、周囲に知られることも少なく(脅されていたりする場合もある)、また幼い時によく分からずに性的虐待を受け、大人になってから知る・気づくパターンもあります。自責感などを強く感じ、うつ病などの二次障害を引き起こすこともあります。
「ネグレクト」…育児放棄や保護の怠慢ですね。食事を与えなかったり、清潔を保たなかったり、病気なのに医療機関につれていかない、ということなどがあります。乳幼児の場合、死に至る可能性が高くなります。
「心理的虐待」…これも周囲から見て分かりにくいのではないかと思います。心を殺しにかかる感じですね。脅したり、無視をしたり、家族間で差別的扱いをしたり、DVを見せる等がここに含まれます。
ちなみに、私見ですが「しつけ」=冷静に教え説くこと、「虐待」=こちらの怒りや不快感などをその感情の勢いのまま子にぶつけること、と考えてたりします。
虐待自体は決して許されることではありませんが、虐待してしまう保護者さんの背景には色々な要因があるというのも一つの事実だと思います。
ご自身が被虐待児だったという方もおられるでしょうし、感情のコントロールがどうしても上手くいかないという方だったり、そもそも本気で虐待じゃないと思っている方もいらっしゃるだろうし…その逆で、子どもとの関わり方が分からなかったり、ご自身でも虐待してしまうことに苦しんでおられる方もいらっしゃると思います。
もし、このようなことでお困りの方がいらっしゃったら、まずは相談機関に相談してみてください。
また、保護者さんに虐待を受けているのかも…とお思いの方も相談しやすい大人や相談できる場所に相談してみてくださいね。
もちろん、カウンセリングサロンArk杉並にご相談してくいただいても構いませんし、ちょっといきなりそういうところは…という方は以下の相談窓口も参考にしてみてくださいね。
*「もしかして虐待かも?」と周囲で見ていて思われた方はこちらの番号189(いちはやく)にTELです。
NPOチャイルドライン支援センター (子ども専用:名前などを言わなくてOK、ネットでも相談可)
杉並区の虐待に関する相談・通報窓口
長くなりましたが、それでは、また!
三田村
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