こんばんは🌝
カウンセリングサロンArk(アーク)杉並の青木です。
久々の終日雨でしたね〜〜☔️もう止んでるみたいですが。
明日はまた晴れるらしですよ🌞
昼間、7分袖で外に出たのですが、ぐぅ寒でびっくりしました。秋への切り替えの早さ。
まだ暖房つけるのは早い気がするけれど、室内でも肌寒いですね。まぁ暑いよりいいです。
秋は読書の秋とか言われますが、不思議と本当に読書が捗りますね🍄
最近読んだ本は、『人はなぜ戦争をするのか』(フロイト著・中山元訳)、『オキシトシン−私たちのからだがつくる安らぎの物質−』(シャスティン・ヴヴネース・モベリ)です。
今は、『心の深みへ』(河合隼雄・柳田邦男対談集)を読んでいます。
『人はなぜ戦争をするのか』は、フロイト論考などの幾つかを載せたものになっております。
表題である「人はなぜ戦争をするのか」は、アインシュタインが気になるテーマ(戦争)で、気になる人と公開往復書簡をするっていう国連企画だったみたっす。アツい企画やな。
まずアインシュタインが、「人間を戦争の脅威から救いだす方法はないものでしょうか」とフロイトに振るわけです。
問題を示すことができても背景がわからん、この問題が起きる背景を知ることが我々人類には必要なんじゃなかろうか的なことを、アインシュタインは思ったのかも知れませぬ。知らんけど。
当時も今も世の中知らない人なんていないであろうすごい科学者アインシュタインが、心理学者フロイトの「深淵な見解」が聞きたいと申すわけですよ。深淵…ゴクリ。
正直、親族間ではコイツ大丈夫か枠だったおじさんが、外の偉い人からすごい尊敬された扱いを受けているのを目の当たりにした時ような気持ちになりましたね。
なにせフロイトといえば、人間関係のグダグダ、芸術家並みに同業者と喧嘩別れしまくる、口蓋のガンになっても「タバコ止めるなら死んだ方がマシ」みたいなこと言って死ぬまで葉巻を吸い続ける、仕事前にトト神の置物撫でるのが日課などなど、業績より先に人間的な愉快さが気になる御仁なわけですよ。
いや、本当に素晴らしい功績を残しておられるのですが。まじリスペクトですが。
フロイト大先生自体が面白すぎるんですよね。これだから天才ってやつは…的に。
まぁそのお手紙、読んでいるとフロイト先生の聡明さと洞察の深さもすごいし、それを言語化する能力の高さもすごいし、子どもらに「なんで戦争をするのか」とか訊かれたら、あたかも自分が考えた意見かのようにそのまま答えよ〜〜と思うくらい納得してしまったんですよ。
そしてアインシュタインへのあの語りかけ…!
なんであんなにフロイト先生の元に多くの人が集ったのか、フロイト先生の魅力に絡めとられた人たちが心狂わす理由がよくわかりました。天然で人たらしだったのか??
距離感、話術、いいタイミングで過度でない心からの賞賛をちょいちょいかまし、それでいて自分も嘘なく楽しんでいる感じがある、もらったらきっと嬉しいお手紙でございました。
それでいてアインシュタインの中で言語化されていない無意識ではモヤリとわかっているこの問題の背景っていうのを、フロイトは言語化して返している感じ、これぞまさに分析家。
きっとアインシュタインもフロイトのことが大好きになってしまっただろう。
罪な心理学者である。
ちょっと長めのお手紙ですが、秋の夜長に読んでみるのも楽しいかも知れません。
それでは、本日はこの辺で!
ここまでお読みくださって、本当にありがとうございます🍵
今夜もゆっくりお休めますよう💫
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