こんばんは🌝
カウンセリングサロンArk(アーク)杉並の青木です。
今日もいい天気でしたが、若干曇ってきましたね🌞
今日は13金ですね、13日の金曜日。
まぁジェイソンは怖そうなので、見たことないのですが。あとグロそう。知らんけど。
グロといえば、ちょっと前にスプライスって映画を観ました。
よくインスタでうさぎの動画を見るのですが、うさぎ繋がりなのかなんなのか、うさぎっぽいビジュアルのクリーチャーの女の子と人間の女性が、薄暗い部屋で知育教室みたいなことしている動画が上がってきまして、まぁ可愛い☺️って映画を観てみたら(アマプラでタダで観られる)、あっ、そーゆーのですかぁってなりました。
個人的には遺伝子操作でとんでもねぇことが起こる話は結構好きなので、面白かったです。
あと、心理学的にも興味深い力動が働いていたので、心理士とかが観たらそういった意味でもまじまじ観れるかと。
どういう話かといいますと、遺伝子学者のカップルが新種の生物を作ったりしておりまして、当初は社会的意義ありき(研究のテーマ決めはこれが前提ですね)の医療用タンパク質生産?目的で、色んな生物の遺伝子を混ぜた新種の生物を作ったのですが、ちょっと倫理を外して人間の遺伝子を混ぜ混ぜしちゃうんですよ。
最初の誕生時は生まれたての耳がないうさぎって感じで可愛くて、幼児期も耳なしうさぎ人間て感じで可愛くて、女性遺伝子学者エルサの方にべったりなんですね。
エルサも実は自分の卵子を使ったからというのもあってか、サンプル以上の扱いをするわけです。名前までつけちゃう。ドレンちゃんという。抱きついているところがめちゃかわ。
目が顔の両側面についているので、物を見るときに首を横に曲げて見るのと、単眼視と思われるので、見えづらさで目を細めるのですが、そこもまた可愛いんですよ。
可愛さはさておき、まさに密着した母子関係。男性学者のクライヴの入る余地がありません。
しかしながら思春期以降の成長過程で、どんどん女性性が育ってくるドレンちゃんとの間に母子関係に葛藤が生じるんですよね。
エルサはエルサで自分の実母に女性性を否定された経緯があり、女性性を獲得しつつあるドレンちゃんへの対応に困難を示します。
自分がしてもらいたくて出来なかったことしてみたり、逆に取り上げたり。しんどみ。
ドレンちゃん、1分が1日分の成長速度なので、すぐに成長していっちゃうんですよ。
つまり4日くらいで思春期に突入しちゃっているわけでして、これが人間だったらもうちょっとゆっくりエルサも向き合えて、自分の傷も癒しながらとか出来たと思うのですが、エルサにそんな余裕はないですし、ドレンちゃんも思春期プラス色んな遺伝子の掛け合わせのせいもあってか不安定なのと、攻撃性がめっちゃ高過ぎなんですよね。
まぁ攻撃性の高さってのは、生物の自己保存とか防衛のために元々高くて当たり前なんですけれど、パワーがありすぎるんですよ。毒針持ってるし。
エルサも怒りと恐怖と戸惑いで強硬手段に出るし、思春期以降はクライヴも荒ぶる母エルサに怯えて、自分にとってエルサよりちょっと機嫌が取りやすいドレンちゃんに向くし(多少愛情もわいたんだと思いますが)、ついにはドレンちゃんのエレクトラコンプレックスに応えてしまうので、擬似親子は崩壊していくわけでございます。
何が悲しいって、ドレンちゃんを亡き者にするという意見の一致で、科学者である自分たち、カップルである自分たちに立ち返って、エルサとクライヴの関係が一歩深いものになるんですよ。当たり前ですけれど、親としての心の動きではない。
そこがやっぱり即席の擬似親子・夫婦関係なんですよね。とても不安定。
そんで後々色々あってドレン君になって、綺麗にエディプスコンプレックスもペロッとする展開になるのですが、まぁ〜〜〜何が気の毒って、巻き込まれたクライヴの弟ギャビンですよ。
私は彼には同情しかないですね。マジでとばっちり。ひどい。
それでは、本日はこの辺で!
ここまでお読みくださって、本当にありがとうございます🍵
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